洗濯表示マークの意味

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2種類の洗濯表示
本記事で紹介する「洗濯表示のマーク」は上記のように2014年頃から国際標準化機構にのっとったものに変わっていくよという話が、経済産業省によって発表されていました。予定から約2年ほどたっていますが、2016年12月1日からはJISとISOが統合し、JISのマークは新しいJIS L 0001という形になることが決まりました。このように統一化されることで消費者がわかりやすくなったことに加え、販売業者としても海外製品に国内用のマークをつけたりという必要がなくなるので、いろいろと楽になるそうです。

さて、上記についての内容や、そもそも洗濯表示とは何かということについて、下記で紹介していきます。

 

洗濯表示の概要

洋服の裏についているラベル(タグ)の絵を「洗濯表示」と言います。一般消費者を保護するために「家庭用品品質表示法(※)」で記載が義務付けられています。洗濯表示は、その衣類に合ったお手入れ方法を示しており、洗い方や干し方、アイロンのあて方、利用できる洗剤などが記載されています。はじめてのお洗濯では、この取扱い絵表示を確認しておくことが大切です

※ 家庭用品品質表示法は、家庭用品の品質に関して、表示内容を分かりやすく統一することで、消費者を保護することを目的とした昭和37年に制定された法律です。

他にも当サイトでは、洗濯に関する基本的な情報をご紹介しています。ぜひ、下記の記事をご参照ください。

また、大切な洋服を洗う際には、できるならプロにお任せするのが大切です。下記では人気の宅配クリーニングサービスをご紹介していますので、ぜひこちらもあわせてご覧になってみてください。

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記載の仕方

②③⑤⑥の項目については記載が義務付けられています。ただし、下記の記載方法はあくまで一例ですので、ご自分がお持ちの商品が実際どのようなタグになっているかは見比べてみると面白いかもしれません。海外ブランドは各国の法律によってそれぞれ細かい部分は違いますが、同じ「洗濯表示」である以上、下の画像からもわかるように大枠は同じような表記となっています

日本と海外の洗濯表示

▲各番号の意味
  1. 品番
  2. 使用している繊維
  3. 取り扱い絵表示
  4. 原産国表示
  5. 付記用語(取り扱い注意事項)
  6. 表示者名(住所・電話番号)

1の品番はそのままで商品管理用の番号です。メーカーによって記載したり、しなかったりしているようです。

2は繊維がどのように混用されているかが表示されています。ここを確認することで、適切な洗濯方法を読み取れますので、染み抜きをする際には重要です。

3の取り扱い絵表示は、次の項で詳しく説明いたします。

4は言葉の意味通り、衣類がつくられた国を指します。

5の付記用語は聞き慣れない言葉だと思いますが、絵表示などだけでは伝えきれない衣類の重要な情報を伝えるものです。洗い方などの注意事項が記載されていることがほとんどです。6は製造元や輸入をしている事業者の連絡先が記載されます。

 

取扱い絵表示とは

上のラベルで言うと、この部分のことを「取り扱い絵表示」といいます。衣料の内側などについている「取り扱い絵表示」は、洗い方や干し方、洗剤の指定など、お手入れ方法を知る情報源です。お洗濯前に確認しておきましょう。

上記項目で紹介しましたように日本製品と海外製品との違いがあります。日本では、1976年から『家庭用品品質表示法』により日本工業規格JIS-L-0217を基準として規定されました。海外の衣料品は世界共通マークである国際標準化機構(ISO)で決められた絵表示や、各国独自の表示がつけられています。

海外ブランドが日本で商品を販売するときには、ISOもしくは各国のものに加えて、日本の絵表示もつけなければいけません。基本的な考え方は一緒ですが、温度設定など細かいところは異なりますので、海外製品についてはISO規格を参照することをおすすめします。

取り扱い絵表示一覧

取扱い絵表示は、6つのカテゴリーに分類されます。1つの項目(イラスト)に対して1つの指示が明記されており、表示の順番も決まっています。順番は「洗い方」→「塩素漂白の可否」→「アイロンのかけ方」→「ドライクリーニング」→「絞り方」→「干し方」と左から右へ並んでいます。ちなみに、表記は2列になるのは問題ありません。

絵表示紹介1

①は洗濯機による洗濯ができる衣服です。液温は記載されている数値通り、40度以下でやるべきものと、95度まで大丈夫なものまで3種類あります。

②は①と同様に洗濯機による洗濯ができる衣服で、液温についても設定をされています。ただし、洗濯機の弱水流または弱い手洗いでないと衣服を傷つけてしまう可能性があるので、弱と記載されています。

③の左は洗濯機が使用できないものを指し、30度以下で弱い手洗いが推奨されています。右のマークがある場合には水洗い自体ができません。

④は「ドライクリーニング」についてです。左はドライクリーニングができ、溶剤もパークロルエチレンと石油系のどちらにも対応しています。真ん中は溶剤が石油系のみ使用可能です。右はドライクリーニングをしてはいけない衣類です。

ちなみにですが、ドライマークがついているからといって、必ずドライクリーニングに出さなければいけないわけではありません。あくまでも推奨という意味なので、マークがついていても家庭で洗えるものはたくさんあります。ドライクリーニングではホコリや泥などの汚れは落ちませんので、汚れの状況に併せて洗い方を考えることが大切です。

■ ドライクリーニングの勘違い

さて、このドライクリーニングで落ちる汚れとそうでない汚れについてもうちょっとだけ詳しく話しておこうと思います。勘違いしている人もいるんじゃないかと思うんですが、上記のようにほこりや泥、さらに着用時の汗や皮脂、ジュースなど、いわゆる水溶性のシミについてはドライクリーニングではほとんど落ちないのです。

クリーニングから返ってくると綺麗になったように見えますが、上記のような汚れは落ちていないので注意が必要です。こういった汚れにこそ洗濯機や手洗いといった水洗い、それから染み抜きが有効なのです。ですから、汗や染みが気になるという時には、先に自宅でやっておくか、そういった汚れも落としたいんですけどとクリーニング屋さんに相談するのがよいでしょう。

 

取り扱い絵表示2

⑤の左は塩素系漂白剤による漂白ができるもの、右はできないもの。

⑥は干し方です。左2点はつり干しがよいもので、右2点は平干しがよいものです。斜線のあるものは日陰で干すことが推奨されています。

⑦の左は手絞りが可能ですが、弱くやる必要があり、遠心脱水の場合は、短時間で絞るのがよいとされています。
右は手絞りが推奨されていません。
絵表示3
⑧はアイロンのかけ方についてです。高・中・低は温度の基準で、高はは210度~180度、中は160度~140度、低は120度~80度でアイロンをかけるように指定されています。右のバツマークはアイロンがけをすることができません。

 

 

お読みいただきありがとうございました。以上が洗濯表示についての概要です。また、当サイトでは汚れ別の染み抜き方法など、染み抜き全般について詳しく情報をご紹介しています。ぜひ、下記の関連記事もあわせてお読みください。

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